クリヤー塗装とは?メリット・デメリットを解説!

 

外壁のデザインを維持したまま塗装を行いたい方にオススメなのが、無色透明のクリヤー塗装。

「クリヤー塗装ってどんな外壁にも塗装することができるの?」「無色透明の塗料なのに綺麗になるの?」などお悩みの方もいらっしゃると思います。

この記事では、クリヤー塗装とはどのようなものなのか、クリヤー塗装のメリット・デメリット、どのような外壁に適しているか解説します。

 

クリヤー塗装とは?

 

クリヤー塗装は、無色透明な塗料を使用して塗装すると言うことです。

クリヤー塗装は一般的な顔料の入った塗料とは異なり、外壁の素材を保ちつつ保護することができます。

 

 

 

クリヤー塗装に使用される塗料の種類

 

クリヤー塗料は、顔料(着色成分)を含まない無色透明の塗料です。

クリヤー塗装に使用される塗料の種類は、一般的な塗料と同様に、「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」「無機系」があり、耐久性や外壁の素材に応じて適した塗料が選ばれます。

往来のクリヤー塗装は、紫外線の影響を受けてしまうことがありましたが、最近ではUVカット機能が配合され、紫外線から外壁を保護することが可能になりました。

 

 

クリヤー塗装の特徴

 

クリヤー塗装の特徴は、現在の色合いを残し外壁を保護することができます。

クリヤー塗装は無色透明のため、外壁のデザインを活かしたまま塗装ができます。

外壁を塗りつぶすことなく、現在の色合いを維持したい場合は、クリヤー塗装がおススメです。

 

クリヤー塗装のメリット

 

外壁のデザイン性を活かせる

クリヤー塗装は無色透明のため、外壁の色や柄を活かすことができます。

一般的な塗料は顔料が含まれています。

塗料の色を塗りつぶすことによって外壁の色や柄が新しい色になります。

 

外壁に光沢が出る

クリヤー塗装は外壁に光沢が出ます。

光沢感にも種類があり、テカテカとした光沢がある「ツヤ有」、控えめな光沢の「3分ツヤ有」、光沢を抑えた「ツヤ消」などがあります。

 

チョーキングが発生しない

外壁を触ったとき手に白い粉がついてしまった経験はありませんか?

これはチョーキング(白亜化)現象と言い、紫外線や雨風などによって塗膜が劣化して粉状になる現象です。

クリヤー塗装は顔料が含まれていないので、チョーキングが発生することはありません。

 

外壁を保護する

塗料は建物の外観を綺麗にするだけでなく、外壁材の耐久性を高めたり、劣化を起きにくくするなど外壁を保護する役割があります。

クリヤー塗装には防カビ・防藻性があり、汚れがつきにくい外壁を保ちます。

 

さらにUVカット機能が配合されたクリヤー塗装は、紫外線による外壁の劣化をおさえることが期待できます。

 

クリヤー塗装のデメリット

 

塗装前の補修が出来ない

ひび割れや高圧洗浄で落ちない汚れなどは、通常ですと補修を行ってから塗装に入ります。

一般的な色のついた塗料を塗れば汚れやひび割れなどの補修跡は隠せますが、クリヤー塗装では補修跡が隠せないため目立ってしまいます。

 

外壁が経年劣化による色褪せや色ムラなどがある場合の補修も難しいため、クリヤー塗装は向いてないと言えます。

クリヤー塗装を行うには、色や柄が綺麗な状態が保てている外壁に適しています。

 

シーリング部分には塗装できない

サイディングなどの外壁材の目地などには、雨水の侵入や建物の揺れから外壁材を守るため、シーリングが充填されています。

このシーリング部分にクリヤー塗装はできません。

シーリング部分にクリヤー塗装をすると、塗膜の割れや剥がれが起こることがあります。

 

コーティングされている外壁材には塗装できない

クリヤー塗装は外壁に撥水処理や光触媒、無機などコーティングが施されているものには塗装できません。

コーティングが施されている外壁にクリヤー塗装をすると、剥がれるリスクが高いため塗装できません。

 

 

クリヤー塗装の費用相場

 

クリヤー塗装は、一般の塗料と同じようにアクリル系から無機系まで種類があります。

 

塗料の種類 耐用年数 価格相場
アクリル系 5~8年 1,400円~1,600円/㎡
ウレタン系 8~10年 1,600円~2,200円/㎡
シリコン系 10~12年 2,000円~3,000円/㎡
フッ素系 12~15年 3,500円~4,500円/㎡
無機系 15~20年 4,000円~5,500円/㎡

 

価格はあくまで目安です。

塗料は水性と油性の2種類あり、他にも紫外線による劣化を防ぐUV機能が配合されているクリヤー塗料もあります。

外壁に適した塗料を選ぶことが重要なので、業者と相談して検討しましょう。

 

 

 

クリヤー塗装に適している外壁の種類

 

クリヤー塗装はどのような外壁に向いているのでしょうか?クリヤー塗装に適している外壁を紹介します。

 

デザイン系のサイディング

サイディングにはさまざまな種類がありますが、最も多いのが窯業系サイディングで、レンガ調やタイル調、木目調などデザインが豊富です。

サイディングの意匠性を保つためには、クリヤー塗装が適しています。

色や柄を活かしながら艶感も得られるので、新築時のようにきれいになります。

 

打ちっぱなしコンクリート

打ちっぱなしのコンクリートは、ひび割れや汚れがつきやすい素材です。

クリヤー塗装には防カビ・防藻性があり、汚れが付きにくい機能があります。

そのため、早めにクリヤー塗装を施工することで、長期間清潔に保つことができます。

 

 

クリヤー塗装は劣化が起こる前に行う

 

クリヤー塗装は、色あせなどの劣化が起きる前に塗装を行うのがポイントです。

 

クリヤー塗装は無色透明のため、汚れやひび割れなどがあると、はっきり残ってしまいます。

また、色褪せている外壁に塗装すると、白っぽくぼんやりとした状態になってしまいます。

 

新築から7~8年程度のタイミングで塗装することをおススメします。

建物の立地や条件によって異なりますので、定期的な点検を行いましょう。

 

 

まとめ

 

クリヤー塗装は顔料が含まれていない無色透明の塗料です。

外壁のデザイン性を活かせる、光沢が出る、長期間清潔に保つことができるなどのメリットがあります。

外壁の劣化や損傷状態によっては、クリヤー塗装に向いていないケースもあります。

クリヤー塗装は、築7~8年程度のタイミングで検討することをおススメします。

早めのメンテナンスを行うことが大切です。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

船橋市と習志野市で外壁塗装を行っている習志野建装では無料相談を受け付けています。

クリヤー塗装でお悩みの方や検討中の方は是非一度お問い合わせください。

 

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