外壁塗装業者の選び方・注意点・失敗しないためのポイント!

 

外壁塗装業界には、悪質な業者がたくさん存在しており、毎年被害が多いことが問題になっています。

大切なお家のリフォームだからこそ、手抜き工事や高額請求といったトラブルは避けたいものです。

そこで、良い外壁塗装業者の選び方や注意点、悪徳業者かどうかの見分け方、よくある手抜き工事の実態、万が一トラブルになってしまった場合の対策までご紹介します。

 

外壁塗装はどこに頼むと良い?業者の選び方!

 

まずはじめにしっかりと確認してほしいポイントとして、自社施工の業者かどうかがあります。

自社施工とは、下請けや外注を行わずに自社の職人のみで施工を行うことです。

自社施工の業者は、中間マージンかかからないので費用が安いという特徴があります。

また、自社内で施工を行うので職人と営業担当とのコミュニケーションがスムーズで、施主の要望が職人まで伝わりやすいと言われています。

もちろん下請けによる施工も悪くはないですが、自社施工の塗装業者ほうが基本的におススメです。

 

自社施工かどうかは業者の形態でわかる

 

外壁塗装を依頼できる業者は、大きく分けると以下の3種類があります。

 

外壁塗装を依頼できる業者        メリット       デメリット  自社施工
大手ハウスメーカー
  • 長期保証がついてくる
  • 費用が高い
  • 自社施工ではないため、中間マージンがかかる
×
総合リフォーム業者・工務店
  • ハウスメーカよりも安い
  • 塗装以外のリフォームも依頼することができる
  • 塗装専門業者より費用が高くなりがち
  • 自社施工でない場合は、中間マージンがかかる
塗装専門業者
  • 中間マージンがかからないので、最もコストをおさえられる
  • 業者を見つけるのが大変な場合がある

 

大手ハウスメーカー

大手ハウスメーカーとは、全国展開をしているハウスメーカーを指します。

ハウスメーカーでお家を建てた方は、何年かに一度点検がある際に、一緒に塗装を勧められたという経験があるのではないでしょうか。

ハウスメーカーは、施工を下請け業者に流しているので、中間マージンが発生します。

直接、地域の業者に依頼するより、1.5倍ほど費用が高くなるのが一般的です。

 

総合リフォーム業者・工務店

総合リフォーム業者とは、水回りから外装の工事まで全般を請け負うリフォーム会社のことを言います。

工務店は、地域に根ざした建設会社のことを指します。

総合リフォーム業者・工務店の場合でも大手ハウスメーカーと同じで中間マージンが発生しますが、その割合は大手ハウスメーカーよりも低いです。

また、業者によっては塗装専門の職人を抱えており、自社施工ができる場合もあります。

 

塗装専門業者

塗装専門業者は、自社施工であり中間マージンがかからないという大きなメリットがあります。

また、地域密着型の塗装業者であれば、その土地のことをよく理解した施工が可能なのも魅力的です。

質の悪い工事をすると近隣の依頼がこなくなるので、長年地域密着で活動している塗装業者は、優良業者である可能性が高いともいえるでしょう。

塗装専門業者の多くは社長自身も職人であり、宣伝活動などをあまり行っていないことがあります。

その場合は、自分自身で業者を見つけるのが大変です。

              

     習志野建装は、自社施工で地域密着型の塗装専門店です。

 お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

             

            

 

優良業者か否かをチェックするためのポイント

 

自社施工であるか確認していただきたいのが、建設業許可と塗装技能士資格を持っているかです。

これらをきちんと取得しているかどうかで、ある程度その業者の信頼性を見分けることができます。  

 

資格・建設業許可を保有していると安心

 

建設業許可とは  

塗装業者と話す際には、建設業許可(塗装工事業許可)を保有しているか確認してみましょう。

建設業許可とは、国土交通大臣または知事による「この業者は建設業を行っている業者です」という証明です。

建設業というのは、受注金額が500万円を超えない限りは無許可でも営業が可能です。

良質な業者かどうかを判断するには、公的機関から許可を得た業者を選ぶといいでしょう。 

こちらで確認することもできます。

宅建業者・宅建業者等企業上検索システム 》》

 

塗装技能士とは

塗装技能士とは、塗装の実技・学科に関する試験に合格した職人に与えられる国家資格です。

一級塗装技能士の受験資格は実務経験が7年以上必要で、合格には確かな技術が必要不可欠です。

しっかりとした知識や技術を持った人が取得できる資格です。

 

工事の期間が短い場合は要注意

天候にもよりますが、一般的な戸建て住宅の外壁塗装の工期は、1週間~4週間程度かかります。

工事スケジュールの目安について質問しておきましょう。

あまりにも短い期間で設定さている場合は、手抜き工事をされてしまう危険があります。

 

見積書の内容は適切か

見積書を提出されたら、どの箇所にどのような塗料を何回塗ってもらえるのか、細かくチェックしておきましょう。

外壁塗装では、塗装前にひび割れなどを補修する下地処理作業を行い、その後3回塗装します。 

主に、1回目に下塗り、2回目と3回目に上塗り塗料が使われることが多く、4回塗りを推奨する丁寧な業者もいます。  

 

アフターフォローのある業者を選ぶ

外壁塗装を依頼する業者を選ぶときには、各社のアフターフォロー内容についても確認しておきましょう。

外壁塗装は、仮に施工不良があったとしても、症状が現れるのが工事完工の数年後です。

そのため、工事の保証期間を長くとっている業者を選ぶのがおすすめです。 

5年以上の保証か、可能であれば10年以上の保証をつけてくれる業者が良いでしょう。

定期点検サービスを設けている業者もいるので、ご希望にあったアフターフォローを選択してください。

 

 

複数社に見積もりを依頼して比較してみる            

 

             

 

適正価格で正しい塗装工事をしてくれる業者を見極めるためには、複数の業者に見積もりを依頼し提案内容を比較してみましょう。

3~5社の見積書を比較することによって、ご自宅の外壁塗装にかかる費用相場や、適切な塗料、必須になる工事・不要な工事などの基準を判断することができます。

 

 

 習志野建装では、お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

                  

 

 

営業の対応が誠実な業者を選ぶ

 

施工の質などとは直接関係ないように思えますが、営業の対応も非常に重要なポイントです。

不誠実な対応の営業をしている業者は、質に対しても不誠実な可能性が高いからです。

営業の対応について以下の5つを確認してください。

 

 

  • 連絡がつきにくい・遅い
  • 専門知識が不足している
  • デメリットについて説明しない
  • 不安を煽って契約を急がす
  • 突然訪問してきて営業をする

それぞれどのような事か詳しく見てみましょう。

 

連絡がつきにくい・遅い業者は要注意

はじめて問い合わせをしたとき、または現地調査の日程を行うときなどに連絡が返ってくるのが遅い業者は要注意です。

工事前からレスポンスが遅い業者は、施工中にトラブルが発生したときなどの対応も遅れがちです。

小さなことに思えますが、大切なお家の工事を任せるのですから、安心してコミュニケーションがとれる業者を選びましょう。

 

専門知識が浅い業者は施工不良を招く

どんなに優れた塗料でも外壁材の種類や環境によって合わないものがあります。

ご自宅の環境に合った塗料で塗装をするためには、塗料・外壁材・屋根材に対して適切な知識の持つ塗装業者に依頼することが大切です。

専門知識の説明が浅かったり、うやむやにしようとする業者は、間違った提案をする可能性もあります。

間違った提案は、施工不良につながるので注意が必要です。

 

塗料や施工方法のデメリットに触れない説明は詐欺かも

特定の塗料について良いことばかり言われて、知らぬ間に業者の売りたい塗料に誘導されていないか気を付けましょう。

詐欺業者は、とにかく塗料の良い点を並び立て、デメリットなど一切ないかのように話します。

本当の誠実な業者は、塗料の特性をよく理解し、デメリットについてもきちんと説明してくれます。

完璧な塗料や施工方法は存在しません。「デメリットはひとつもありません」と言い切ってしまうような業者は、無責任な業者といえるでしょう。

 

不安を煽って契約を急がす業者は危険

業者の中には、「お宅の外壁、クラックが入ってて今にも雨漏りしそうですよ!」と急かし、不安を煽ることで契約をとろうとする業者も存在します。

もちろん、状況によっては「早く施工した方が良い」ということはあるでしょうが、誠実な業者は無理やり契約を急かすことはありません。

一意見として「早く塗装すべきだと思う」と伝えてくるのみです。

過剰に不安を煽って契約をとろうとする業者は、施主の判断力を鈍らせて不当な金額の契約書にサインさせようとしている可能性もあります。

外壁は、チョーキング現象大きなクラック(ひび割れ)があるなど、よほどわかりやすい症状が出ていない限りは、今すぐに塗り替えないと建物全体が危険ということはありません。

 

突然訪問してくる業者には気をつける

突然自宅に訪れて営業をかけてくる業者は、悪徳業者であるケースが多いです。

いわゆる訪問販売というものです。

訪問販売では、「キャンペーン中なので、今すぐ契約してもらえれば、特別に半額にします!」などと言って、半額になるからお得だと思わせます。

また、施工は下請けに丸投げし、営業活動のみに注力している業者が多いのも訪問販売業者の特徴です。

念のため、地域の塗装業者に見積もりをお願いしたら、費用が安かったというケースがあります。

「今日中に決めてください」などと契約を急かす業者も要注意です。

その場では絶対に契約はせず、「家族と相談する」「他の業者と比較したい」といった理由を伝えましょう。

 

           習志野建装では、ご相談無料です。

     

 

 

知っておきたい!外壁塗装でありがちな手抜き工事

 

ここでは、実際に相談の多い手抜き工事についてご紹介します。

担当者が誠実そうに見えたとしても油断せず、工事が始まったら以下のような不正工事がないか、なるべく確認するようにしましょう。

 

高圧洗浄の手抜き

通常塗装の前には、高圧洗浄で外壁の汚れをしっかり落とします。

この高圧洗浄の作業をわざと省略する、あるいは手短に済ませる、といった手抜きの工事があります。

汚れが残っている状態で塗装をしてしまうと、凸凹した仕上がりになる、塗装が剝がれやすくなるというトラブルが起こります。

 

下地処理・補修作業の手抜き

通常塗装の前に、下地処理(外壁のひび割れや、凸凹・剝がれかかった古い塗膜の補修作業など)を行います。

実際に、この作業を行われていなかったという事例もあります。

この補修作業を省くと、塗料がきれいに付着せず、塗膜の耐久年数が短くなってしまいます。

 

見積書に記載している塗料を使わない

見積書や契約書に記載した塗料よりも、グレードの低い塗料を使って施工をして、コストを抑える手口もあります。

塗装作業の当日に、実際に使用している塗料の缶を見せてもらうと良いでしょう。

 

塗料を必要以上に薄めて使う

塗装作業の際には、油性塗料であればシンナーで希釈し、水性塗料であれば水道水で希釈してから塗装します。

塗料は、製品ごとにシンナーや水道水の比率は定められています。

この比率を無視して、規定より多い量のシンナーや水道水で塗料を薄めて、材料費を減らす手口も多く見られます。

また、規定量よりも多く薄めた塗料を全体的に塗ったため、丈夫な塗膜を作られなかった、という例もあります。

 

塗装の塗り回数を減らす

本来、3回塗りをしないといけないところを、実際には2回塗りで済ませてしまう業者もいます。

特に、2回目(中塗り)と3回目(上塗り)の作業で同じ塗料を使う場合、塗装が終わった後では塗った回数の判断がつきにくいため、作業中の工程を確認してみましょう。

 

乾燥時間を待たない

高圧洗浄後や塗装後には、その日の気温や湿度の状況に合わせて、一定の時間乾燥をさせなければいけません。

乾燥が不十分の状態で重ね塗りをしてしまうと、塗料が定着せず、塗膜が剝がれやすくなってしまいます。

ところが、職人の人件費削減や工期短縮のために、乾燥を待たずに施工されてしまうことがあります。

特に雨天が続いた日や、湿気が多く乾燥時間がかかるような時期には、より注意して確認したほうが良いでしょう。

 

 

万が一業者とトラブルになった場合の対策方法

 

ここまでは、悪徳業者の実態や、良い業者の見極めのポイントについてご説明してきました。

しかし今後、業者とトラブルになることがないか、まだ不安が残る方もいらっしゃると思います。

そこで、万が一に備えて施工完了後に、施工不良などがあった場合の対処法についても、事前に把握しておきましょう。

 

工事後ならアフター保証・瑕疵保険制度も活用を

工事後に、施工不良を発見した場合は「アフター保証」や「リフォーム瑕疵保険」を活用しましょう。

工事が終わった後も、すべての書類を保管しておけば、スムーズに対処できるはずです。

 

相談窓口を利用する

アフター保証や瑕疵保険を利用できない場合や、塗装業者が交渉に応じてくれない場合には、味方になってくれる第三者がいることを覚えておきましょう。

業者と話し合っても解決しない時は、以下の機関に相談してみてください。

 

国民生活センター/消費生活センター

『独立行政法人国民生活センター』は、消費者からの様々な相談に応じてくれます。

国や全国の消費生活センターなどと連携しながら、過去の相談事例やトラブル解決事例について、公式ホームページで随時更新しています。

訪問販売の被害にあってしまった場合やクーリングオフ制度に関する相談もできます。

全国の消費者の窓口として、設置されている『消費者ホットライン』に電話をかけると、近所の消費生活センターを案内してもらえます。

国民生活センター/消費生活センター 》》

 

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

『公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター』は、国土交通大臣指定の住宅専門窓口です。

全国の弁護士と連携し、無料で建築士と弁護士による対面相談を受け付けています。

工事を実施してから、業者とトラブルになってしまった場合でも、建築と法律のプロからアドバイスしてもらえるでしょう。

住宅リフォーム・紛争処理支援センター 》》

 

 

外壁塗装でありがちなトラブルの例や、いざという時に助けてくれる第三者の存在も理解しておけば、落ち着いてリフォームを実施できますね。

 

まとめ

 

優良業者かどうかをチェックするポイントは、「建設業許可」や「塗装技能士」などの資格を持つ業者を選ぶと良いでしょう。

また、アフター保証がある業者、瑕疵保険に加入している業者であれば、施工完了後に不備に気づいた場合も対応してくれるでしょう。

外壁塗装でありがちな手抜き工事は、「塗料を必要以上に薄めて使う」「本来3度塗りしなければいけないところを、2度塗りで済ませてしまう」など、ずさんな工事をされてしまうことがあります。

できれば、工事期間中は不正行為がないか、こまめに確認できるようにすると安心です。

突然の訪問営業や不安を煽って契約を急かせる場合などは、悪徳業者が使う手口ですので、注意が必要です。

業者に色々な事を言われても、焦らず慎重に調べてみたり、第三者に聞いてみたりすると良いでしょう。

相性の良い業者をじっくり選び、契約から工事完了まで、納得できるリフォームを実現できるといいですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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