外壁や屋根の塗装で助成金をもらう方法!条件や注意点などを解説

外壁や屋根の塗装で助成金をもらう方法!条件や注意点などを解説

外壁や屋根の塗装は高額な費用がかかりますが、この費用には助成金を利用することが可能です。もし助成金がもらえたとしたら、塗装の定期的なメンテナンスも安心して行えるでしょう。 そこで今回の記事では、助成金をもらうときの条件や注意点など解説していきます。この記事を参考に、助成金制度をうまく使って費用を抑えてみてください。

1.助成金をもらうための5つの条件とは?

外壁や屋根の塗装は築年数が経つと、どのような物件でも必要になります。高額な費用がかかるため、敬遠される方も多いですが、放置するとさらに費用がかさんでしまいます。 実は、この外壁と屋根の塗装に助成金が利用できることをご存知の方は少ないようです。自治体によって違いはありますが、基本的な条件は同じです。 条件さえ満たしていればもらえる可能性が大きいので、ぜひ助成金をもらって、外壁や屋根の塗装費用を抑えてみてください。

1-1.条件①実際に住んでいること

外壁や屋根の塗装の助成金をもらうには、該当する自治体に実際に住んでいる必要があります。もちろん、自己所有の物件でなくても大丈夫です。借家の場合であっても、条件さえ満たせば助成金をもらえる可能性があります。 基本的に助成金をもらえる自治体に住むことが条件となっていますが、自治体に家を持っているだけでも助成金を受けられるケースもあります。

1-2.条件②納税が滞っていない

助成金は補助金の一部なので税金から支払われます。そのため、税金をしっかりと納めていないと助成金も受け取れません。住民税はもちろんのこと、保険や年金なども支払いの対象となるので忘れずに払っておきましょう。

1-3.条件③着工前に申請

よくある勘違いですが、基本的に工事を終えてから助成金をもらうことはできません。助成金をもらうには、外壁や屋根塗装の工事の着工前に申請する必要があるからです。 流れとしては、着工前に補助金の申請を行い、交付されてから工事を始めます。工事が終わってからでは手遅れになりますので、着工前の申請を忘れないでください。

1-4.条件④同じリフォーム会社

自治体によっても違うのですが、助成金をもらうためにはリフォームをした会社が同じでなくてはなりません。 たとえば、「外壁の塗装は●●社だと10万円しかもらえないから、この際他の工事は××社に任せようか」といった場合は、助成金がもらえない可能性があります。 もし外壁と屋根の塗装を行うなら、別々の会社にお願いするのではなく、同じ会社に任せた方が安心です。助成金のために必要のない工事までしてしまうと、本末転倒です。助成金目当てに不要な工事をお願いすることはやめましょう。

1-5.条件⑤エコ素材を使用

自治体のなかには外壁と屋根の塗装に使う塗料についても、細かく決められている場合があります。多くの自治体では、「断熱塗料」か「遮熱塗料」を使わないと助成金が下りません。これらはエコ素材ですので、ヒートアイランド現象などの防止になるため、自治体が推奨しているのです。 ただし、悪徳業者のなかには「オリジナルの断熱塗料」と称し、「この塗料を使えば助成金がもらえてお得です」と語っている業者も存在します。その場合、実際に助成金が下りればよいですが、たいていの場合審査に通りません。試験結果が不十分だと却下される恐れもあるので、引っかからないようにしましょう。

2.助成金をもらう手順と流れ

助成金は受け取った後、返す必要はありません。だからこそ条件も厳しいのですが、実際の手順や流れを知っておけばスムーズに受け取れます。 以下にかんたんに流れを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.①条件を満たしているか確認する

まずは自分の住んでいる家が助成金の対象となるかどうかの確認を行いましょう。条件は市役所などで直接聞くこともできますし、ネットの公式サイトからも確認できます。 助成金がもらえる条件は自治体によって違うので注意してください。自治体のなかには、わかりやすくチェックシートを用意してくれる場合もあります。

2-2.②見積もりを出す

条件を満たしていることが確認できたら、塗装業者に見積もりを出しましょう。条件にもありますが、外壁と屋根の塗装を別々の業者にお願いしないように注意しましょう。 助成金の申請に必要な書類には見積書も含まれています。もし塗料も条件になるなら、業者にも問い合わせしてみてください。

2-3.③必要書類の提出

助成金の申請に必要な書類は、「当該助成金交付申請書」「見積書のコピー」「使用製品のパンフレット」「図面か住宅地図」「施工前の写真」の、5つです。ただし、必要書類は自治体によって違うので、どの書類が必要なのかも確認しておきましょう。

2-4.④工事の着工

助成金が交付されたら、いよいよ塗装業者と契約します。契約が無事成立したら、コピーを自治体に提出しましょう。必要書類の提出が終わり次第、着工となります。住宅の大きさにもよりますが、工期は10日間の余裕を見ておくとよいでしょう。

2-5.⑤工事完了届の提出

外壁や屋根の塗装が終わったら、工事完了届を自治体に提出します。工事内容に変更があった場合は変更した旨の書類も必要です。

2-6.⑥自治体の検査と交付額の決定

工事が完了したら自治体の検査が始まり、条件をしっかりと満たしているかなど、細かく検査されます。この完了検査が終われば、実際の交付額が決定します。交付額の金額には土地面積や工事費用などが比較され、交付額が決定したら請求書を提出して完了です。

2-7.⑦助成金を受け取る

手続きが無事に済めば助成金を受け取れます。ただし、助成金の交付までは2~3週間かかり、すぐには受け取れません。助成金にあかるい優良業者であれば、助成金のフォローもしてくれるので安心です。

3.条件は業者によっても違う?

助成金を受け取るには、依頼主が条件を満たすだけでなく、塗装業者も条件を満たす必要があります。自治体に店舗を構えている塗装業者が対象となっています。また、組合に加入することが条件になっている場合、助成金が受け取れない可能性もあるので注意してください。

4.まとめ

まとめ

今回の記事では、外壁や屋根の塗装で助成金をもらうための条件やもらう方法、実際の流れなどを紹介しました。助成金は自治体から受け取るものですので、住んでいる地域によって条件が違う点も注意してください。 もし外壁や屋根の塗装で助成金が受け取れるかどうか確認したい場合は、ぜひ一度「株式会社習志野建装」にご相談ください。工事の流れや助成金の受け取り方法など、疑問を解消するお手伝いをいたします。

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